岡崎の自由帳

ゲームのプレイ日記。考え方とか解釈の仕方とか、そういうふんわりしたものを大事に色々遊んでます。

【ウマ娘】ファン稼ぎについてメモ

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ファン稼ぎ100万くらい簡単にできるんじゃねーの?と思って実際に走ったり調べたりしてたら結構面倒ということが分かったので、そのメモ。上の画像は、まあ使いたい人がいたら参考までにどうぞ。

目次長すぎて笑っちゃったけど、そんなに貴重なことは書いてない。

 

 

この記事のまとめ

レースボーナスに全力を注ぐ

どんなレースにどれだけ出走するかをチャートで決めるのも大事だが、それよりもサポートのレースボーナスを最大限増やすことに全力を注いだほうがいい。G2レースを5戦増やすより、レースボーナスを5%増やすほうがよっぽど効率は上。

ただし、これはあくまで全レースで1着を取るのが前提。実際に走ってみて負けがこむようならサポートを調整してもいい。

80万程度ならG1レースだけで十分

ファンボーナスや出走レースで左右されるので一概には言えないが、1周あたり80万くらいならチャートについてほぼ考える必要はない。実際、マイル・中距離・長距離のG1+URA3戦の26戦だけで約37万、ファンボーナス100%なら74万稼げる。そこにG2を足して30戦、35戦と増やしていってもファン数の伸び率は悪く、1周100万以上を狙うなら40戦程度が必要になってくる。

110万とか120万とかを狙うレベルに到達している人は、恐らく自分で考えたほうが早いと思うのでこの記事では扱わない。レースにほぼ出ずっぱりになるだけだし。

おすすめキャラについて

マルゼンスキーの圧倒的1強。次いでセイウンスカイミホノブルボン。無難なおすすめとしてはダイワスカーレットマヤノトップガンなど。ダート因子周回を兼ねたオグリキャップエルコンドルパサーもアリ。いずれも安定勝利のためには距離適性などの補強が必須なので、実際に周回してみてから各自で判断すべし。 

おすすめは逃げ適正が高くマイル・中距離長距離を走れるウマ娘全般。念のため言っておくが、別にファン稼ぎができないウマ娘はいない。

まとめのまとめ

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右:G1マイル中距離長距離+オールカマー2戦で終えたスペシャルウィーク
左:マイルを走れないので出走数を増やしたメジロマックイーンジャパンカップ5着)

ファンボーナス111%、G1中心で連続出走は無理のない範囲で共通。80万程度であれば、チャートだのなんだのを意識する必要はないことはスペちゃんの画像からわかるはず。

まとめおわり。以下はゴタクがつらつらと並ぶだけ。

 

ファン数を効率的に稼ぐにあたって

f:id:kamioai:20210704224129j:plain▲ファン稼ぎの犠牲になるウマ娘たち

①「ターンあたりのファン数が最も多くなるレース」に出る

URAストーリーで行動できるのは育成目標やURA決勝レースなどを含めて78ターン。このうち、デビュー前やURA開催の出走不可期間を除いた63ターンを全てレース出走につぎ込むのが最大出走数。とはいえ連続出走ペナルティやステータスの問題もあるのでファン稼ぎというよりは記録狙いという方が適切なはず。

なので、実際には1レース=1ターンあたりのファン数が最も多くなるように意識する必要がある。何を当たり前なことを、と思うかもしれないが大事なことだ。肝心なのはレースに出ることではなくファン数を獲得すること。極端な話50戦30勝はターンの無駄なわけで、だったら30戦30勝を99%取れるようにしたほうが因子周回的にもいい。多分。

②出走レースで1着を取る

1レースあたり最もファン獲得数が多いのは「ジャパンC」「有馬記念」の2レースで、それぞれ30000人。2着では獲得数が約40%にまで落ち込むので12000人。これは菊花賞1着と同数で、G1レースまるまる1走分の損失と言っても過言ではない。3着以下まで考慮すると、G2で1着を取ったほうがプラスになる始末。

要は勝てる見込みがないならレースを回避したほうがいい場合もあるということ。サポートカードや因子に十分な用意がなくステータスが低いままだったり、あるいはやる気が普通以下だったり、不安がある場合は出走計画を見直すことも考えたほうがいい。

具体的な例としては、スタミナ要求量が多めな「天皇賞(春)」、適正Bでの「スプリンターズS」は回避するなど。面倒くさがらず育成途中でしっかりスキル習得を意識するだけで改善されることもあるので、このへんの感覚は実際にファン数稼ぎを始めてみてから各自で調整するべし。いざ出走してみたら1着取れたということも普通にあるけど。

③サポートのファン獲得ボーナスを重視する

普段の育成では優先度の低い部分ではあるが、ファン数稼ぎの場合はこの数値が最も重要。誇張でもなんでもなく、サポートタイプだのスキルだのトレーニング効率だのは全て二の次。ボーナス100%の状態なら実質出走数2倍と同じなわけで。

ただしファン数ボーナス重視の話は、先述の通りレースで1着を取るのが前提。あまりにも育成中の勝率に支障が出る場合、編成を見直す必要もある。なのでサポートの編成は「ファン獲得ボーナスの最大≧育成中レースでの勝率>その他」の優先度を意識して組む。

手持ちに大きく依存するので最低限必要なボーナスは〜という話は難しいものの、15%5枚&フレンド20%を採用した計95%以上はなるべくかき集めたほうがいい。95%に満たない場合、ファン稼ぎという行為そのものに踏み込む段階ではない可能性が高い。ノルマの場合は無理して頑張ってください。

④3ターン連続出走でやる気ダウン

実際の育成時の話。3ターン連続出走をすると「レース疲れ」というやる気低下イベントが確率で発生する。「肌あれ」というバッドコンディションが付くことも。やる気低下だけならお出かけで解決するものの、肌あれは厄介。4ターン連続になると「連続出走で…」というステータス低下までついてくる。110万とか120万とかを目指すわけでもなければ避けるのが無難。

⑤連続出走のペナルティ対策をする

そもそも連続出走しない

対策というか、そもそもペナルティが起こらないように出走計画を立てようねという話で、基本的には連続出走を避けるのがベスト。レース→レース→フリー→レース…のローテーションを守っている限りは安全。

じゃあなんでペナルティの話なんかするんだ、となるわけだが、ファン数獲得の効率面でどうしても連続出走せざるを得ない時期があるからだ。具体的には、クラシック5月前半〜6月後半の4連続G1、クラシックシニア10月後半〜11月後半の3連続G1が該当。

育成目標レースを3連続目に持ってくる

3回目のレースが育成目標である場合はペナルティが発生しない。4回目も同様。この仕様を利用すれば、ペナルティを回避しつつレース出走数だけを増やせるとう理屈。

例えば、「ジャパンC」が目標レースに設定されているウマ娘であれば「菊花賞」→「エリザベス女王杯」→「ジャパンC」の3連続G1ローテーションを組んでもペナルティがない。

例えば、育成目標に3月前半「チューリップ賞」と4月前半「桜花賞」が組まれているダイワスカーレットであれば、3月後半に「スプリングS」をねじ込みつつペナルティ回避……などの計画を立てられる。

ペナルティを無視できるだけの力をつける

ペナルティを恐れるのは、やる気低下が原因でレースの勝率が下がるから。逆に言えば、やる気が不調以下になってもレースで勝てるなら問題はなにもない。あとは良心の問題。

 

ファン稼ぎに向いているウマ娘を考える

芝の適正がA

9割のウマ娘には関係ないが、獲得ファン数の関係でダートメインだとキツイ。ハルウララやファル子など。裏を返すと、彼女らのファン数を増やしたいのであれば芝適性を上げることに全力を注いだほうがいいと思われます。

距離適性優先度は「中距離>長距離≧マイル>短距離」

極論を言えば、勝率95%を叩き出せるなら適正CでもGでもいい。ただ、その状態で適正Aなら勝率99%くらいは目指せそうだよね。以下に続く内容はそういう話。何度も繰り替えすが、勝てれば何でもいい

ファン数を稼ぐための距離適性優先度は「中距離>長距離≧マイル>短距離」。勝たなければならないレース距離順、というのがより正確か。繰り返すが、勝てれば適正は何でもいい。Bくらいなら問題にならないことも多い。

中距離:レースの過半数が中距離

ファン獲得数が多いG1レース(正確には上記画像の太字部分)を距離別に分けると、長距離3・中距離12・マイル5・短距離2と滅茶苦茶な偏りがある。言うまでもなく、獲得できるファン数の差は圧倒的。G1G2G3、どれを見ても中距離は多い。

長距離:レース数あたりのファン数効率は最も良い

単純にG1レースだけで比較した場合、長距離は3レースで75000人、マイルは5レースで54000人。1着を逃したときに被害が大きいのは当然長距離なので、長距離Aのほうが優先度は高い。

マイル:G2まで出走数を増やすなら長距離以上に重要

G2の出走まで考えた場合はマイル適正の重要度がグンと上がっていく。効率を求めて33戦や40戦まで出走数を増やそうとするとマイルへの出走数が増えるため。まあG2はそもそも負ける可能性も低いわけだけど。いずれにせよ適正Cとかはヤバい。G1だと事故るというか普通に負ける。最低限Bは確保、というか実質A必須。

短距離:無理をしてまで走るべき距離ではない

短距離レースに出走できる明確なメリットは、「セントウルS」「スプリンターズS」の計4回レースに出走することで、同時期開催の他レース(ローズS中山金杯オールカマー)と比較して+15100人が期待できること。G1レース1回分と考えればなかなかだが、マイルA・中距離A・長距離Aを達成しつつ短距離B以上とかになると、かなり候補が限られてくる。

「作戦」は「逃げ」

作戦は逃げ一択。脚質ではない。脚質適正はなんでもいいが、作戦は逃げがおすすめ。「周回面倒だから手間を減らしたい」→「練習をスピード1択状態にできればラクでは?」→「スピード以外への依存度が低く、かつ高い勝率を期待できるのは逃げ」、というのが逃げを勧める思考フロー。スタミナ踏んだり色々寄り道は必要だけど。

なお、固有がイマイチな差しはマジで事故るのでおすすめしない。逃げ適正Gでも逃げ作戦を選んだほうがいい。実体験でしかないので信憑性はないが、メジロライアンマチカネフクキタルは逃げで周回したほうが安定した。逆にシンボリルドルフとかナイスネイチャは固有で押し切りやすいのか差しでもいい感じだった。まあこの辺の感覚は実際に周回して試してみるのが吉。作戦でファン数ボーナスに違いがあるわけでもないので、勝てればなんでもいい。

スピードorパワーに補正を持っている

「練習回数が少ない」→「ステータス不安になりがち」→「補正で少しでもフォローしたい」。そんな感じ。出走レースを増やせば練習回数は減り、当然ステータスは下がり、勝率も落ちる。普通ならサポート編成をいじったり出走数を減らしたり、スタミナパワーなどの配分を見直したり試行錯誤するわけだが、普段の育成とは大きく異なる点がある。それは育成ウマ娘が自由であること。

であれば、育成レースで特に重要となるステータスに高い補正を持っているウマ娘が断然有利(極限まで出走数を増やすとほぼ練習をしなくなるので、そんなに大きな差ではないかもしれない)。

継承でスタミナを確保できる

本当にスピード練習だけで勝ちまくれるなら誰も苦労はしない。スタミナDとかで「天皇賞春」に突っ込んだら負るのは必定だ。でもスタミナ練習にターンは割きたくない。そこで重要なのが継承因子。ウマ娘のステータス補正や育成目標、イベント選択肢などで変わるので普遍的な答えはないものの、60〜80ほどのスタミナを確保できるとラク

余談だが、スタミナ不安になりやすい天皇賞春は回避するという選択肢もある。同時期開催の「マイラーズC」で1着なら5900人で、これは天皇賞春2着の約6000人と大差ない。

スタミナ回復スキルを用意できる

上記のスタミナ継承の話とほぼ同じ。「円弧のマエストロ」「レースプランナー」など、いわゆる金回復と呼ばれるスキルは総じておすすめ。ただし「鋼の意志」は不要。アグネスタキオンスーパークリークから固有スキルをもらうのもアリ。

育成目標レースの都合がいい

育成目標の大半がG1なら効率的にファン数を稼げる。
「ファン数をXX以上〜」が設定されている場合、ペナルティ回避の機会が減る。
宝塚記念(6月後半)」がクラシック級に設定されている場合、5月前半「NHKマイル」→「日本ダービー」→「安田記念」からの4連続ペナルティを回避可能。
毎日王冠(9月後半)」が設定されている場合、10月後半「天皇賞秋」→「エリザベス女王杯」→「ジャパンC」で出走すると4連続ペナルティを受ける。
オークス(5月後半)」が設定されている場合、「日本ダービー」に出走できないのでファン数9000人の損。
マイルCS(11月後半)」が設定されている場合、「ジャパンC」に出走できないのでファン数15000人の損。

などなど。ここで大事なのは、育成目標によって出走計画を臨機応変に変えましょうということ。マイルCSを走るからはいアウト!という話ではないのであしからず。

相性のいいウマ娘が多い

ファン周回をしていると、思いがけない良因子が手に入る場合がある。そうなると、なるべくなら相性◯になりやすいウマ娘を選びたいところ。因子はあくまで副産物なので、純然たるファン稼ぎだけが目的なら無視してOK。ただ純然たるファン稼ぎを続けてると体調を崩すので、副目的を持つことを推奨したい。


ファン稼ぎおすすめウマ娘

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2021/07/04時点ではマルゼンスキーの1強。揺るがない。そこにセイウンスカイミホノブルボンを含めた3強くらいのイメージ。個人的にはこの3人がずば抜けて簡単。まあでも好きなウマ娘で周回すればいいんじゃないですかね(結論)。

なお、紹介しているチャートは以下の共通事項あり
①連続出走はなるべく避けるよう意識
②適正Cは全てAに補強できると仮定
③肌あれの影響はあまり考慮しない
④赤文字はペナルティ
⑤色分けは察しで。濃い場所は目標

マルゼンスキー

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とにかく勝利数を増やすことを考えた場合、頭2つ抜けた性能をしている。サークルノルマ達成のためだけのファン稼ぎが目的であれば、他のウマ娘が割り込む余地はほぼない。そのくらい強い。チャンピオンミーティングファン稼ぎ杯とかあったら12冠達成レベルで圧倒的。

他と比較した場合の明確な欠点は、継承の相性がいいウマ娘が少ないことと、長距離Cの補強が手間なことくらい。ダートDも大変だが、ダート走らないチャートでも多分最適解は揺るがないのであんまり無理しなくていい。

ミホノブルボンセイウンスカイ

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仮にマルゼンスキーでダートを走らず周回しているなら、こちらを試してみてもいいのではと提案できるくらいには高性能。それがミホノブルボンセイウンスカイ。ブルボンは無理なく全距離走れるスペックを持っているのが強み、ウンスは固有が段違いに強力。

どちらもスピード補正なしという部分では不安要素がありマルゼンスキーの安定感には遠く及ばない。スタミナ補正20なので、継承でスピード賢さあたりを補強してスタミナ練習多めを意識したほうが結果的に勝率は安定するかもしれない。

チャートについて、クラシック級8月後半〜12月後半で「エリザベス女王杯」を回避する代わりにG2に2回出走してファンを稼いでいるが、シニア級と同じようなローテにしてもOK。クラシック路線を走るウマ娘の基本形になるはずなので、ほとんどは同じようなチャートになるはず。

ダイワスカーレット

上記のウマ娘たちとはおすすめのベクトルが違う。☆2、逃げ脚質、長距離Aも簡単に達成可能、固有スキル優秀、誰でも持っている、とファン数稼ぎの入門としておすすめ。ウオッカエアグルーヴのような元ネタ牝馬と比較すると、長距離を走れるのがとにかく偉い。

エルコンドルパサーオグリキャップ

エルコンドルパサーは☆2、回復スキル持ち、長距離ダートAも簡単に達成可能、補正はスピード20。先行運用を想定し、強力なステータス補正のおかげか割と勝ち抜ける。オグリキャップは上記に加えてパワー10補正があり、覚醒3で「食いしん坊」を取れるのが長所。

逃げ以外でおすすめキャラもいたほうがいいだろうと色々試した結果、この2人になった。決め手は、ダート因子周回のついでにファン稼ぎができるから。以上。あとチャートは面倒なので作ってません。普通にG1出てればOK。

 

おまけ

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記事の冒頭で載せたマイルAスペシャルウィーク(汎用チャート)とメジロマックイーンのチャート。マイルが走れないとマジで選択肢がない。

 

おわりに

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左:トップガンのおでかけイベント3回目
右:普通プレイだとまず回収しないクレーン失敗イベント

 

ここまで書いておいて言うのもどうかと思うが、自分は「ファン稼ぎ」について困ったことがない。なので、ファン稼ぎをしなきゃいけない!という人の気持ちが微妙に分からない。別に因子周回兼ねて普通にやってれば1周70〜80万くらいになるし。

自分がファン稼ぎを意識し始めたきっかけは因子周回かつ称号の回収だったけど、気づいたらイベント・二つ名・トロフィー集めなんかも並行して進めるようになっていた。因子周回で虚無になった心は多少蘇ったと思う。そんな感じでファン1000万称号くらいはのんびり全キャラ達成していきたい。短距離とウララをどうするかだなー。

 

参考 

game8.jp

gamewith.jp

kamigame.jp

wikiwiki.jp

www.lyceesenki.com

chara.ge